日本企業の内部留保が過去最高の460兆円?くらいになった。
と、言ってはいたが。
内部留保とは、会計上の正式名称は、利益剰余金。
利益剰余金とは、会計上の税引き後の純利益の積み重ね。
この純利益は、現金や預金、流動資産だけではない。
借り入れをして設備投資した設備などの資産も含まれる。
そもそも、ここ数年?十数年?小泉内閣の改革(2005年あたりが境)で、日本の会計制度がグローバルスタンダードの会計基準に変ってから、儲かっていないのに、儲かっているような決算を出しているようなところが増えてきている。
ような気がする。
つまり、架空の純利益の積み重ねの利益剰余金。架空利益の内部留保。
と、現時点ではそうことになると思う。
自分は会計に詳しくはないが。
M&Aなどの企業買収、企業統制などで借り入れをして所得した株なんかも利益になるんじゃないかと思う。大体、救済買収などの場合、買収先の借入金の肩代わりをするための買収なんかもあるし。
つまり、内部留保の反対側に借入金もあると思う。
まぁ、ただ、M&Aや企業統制で所得した株式が上昇すれば、将来的な利益にはなるのかな?そうなれば、将来的には実現益になる。
ああ、そうか。
自分はこう思っている。
今、公開されている企業の会計上の利益とは実は殆どが架空の利益。
殆どの企業が、ここのところの価格競争やシェア争いで、本当は実質赤字経営なんだけど、決算上、会計上は儲かっているように見せている決算が多いと感じる。
つまり、内部留保460兆円で、儲かっているは現時点でフェイクニュース。
つまり、本当は隠れ赤字、隠れ損失、隠れ負債などを抱えている。
そしてこの会計は、粉飾ではなく合法的なもの。
この隠れ損失を、気づかれないように穴埋めしようとしている感じがはしている。
そんなミラクルがあるのだろうか?とずっと思っていたが。
例えば、所得した会社の株式が大きく上昇すれば、一発逆転もある。
日本株が長期的な上昇トレンドになるのならば、架空の利益が、将来的に実際の利益となりえる。そして、隠れ赤字を解消できる。
そうなれば、世の中にお金が回るようになるのかな?
これを狙ってるんですかね?
日本の株式が、西洋の株式と同じように、長期的な上昇トレンドになれば。
あらゆる意味でのミラクルが起こる。可能性がある。
オリンピックが終わった翌年。安倍さんが総理大臣を辞め。日銀が異次元金融緩和を解除したあとに、何かが見えてくるのでしょうか?