新しい世界

日々ふと思ったことを書いてみます

オリンピック、アフターコロナの日本

オリンピック、アフターコロナの新しい時代の日本が始まった。

オリンピックをすると階級が変わると言われる。

それは、国、組織や会社単位、個人もそうかもしれない。

 

日本はGDP4位に転落。

G7の中でアメリカ、ドイツの次に日本と3位。

これがオリンピックの評価。

 

GDP転落の主な要因は円安。ドルベースでのGDPが下がる。

また、円安の主な要因は、日本の主要な輸出企業が、海外での売り上げや利益を、円に戻さなくなったことが要因。海外で生産し、その地域での売り上げ、収益をその地域で設備投資や消費に回すようになった。

 

更には今までは、海外で稼いだ金を円に戻し、日本国内でそのお金を廻していたので、日本国内のGDPも上がったが、今はその分のGDPは下がる。

 

その上、主要な輸出企業の大株主はすべて外国人。

しばらくはG7の中でGDP3位定着という形になるとは思う。

 

つまり、GDP転落は人為的なもの。

もちろん、日本人の評価が世界的に見た場合低く評価されたことが理由。

 

日経平均が史上最高値を付けた要因。

おそらく、株式市場全体では、上昇している株はごく一部。

2024年2月の調べで、日経平均採用銘柄の225種で、明確な右肩上がりの上昇をしている会社の株は36%程度。40%程度の会社の株は、下降トレンド、もしくはボックス相場を形成している。残りは見極めが難しい銘柄。

 

つまり、少数の銘柄が上昇すれば平均株価は上昇するという事を意味している。そして、右肩上がりをしている少数の銘柄は、海外の会社や株式市場に影響を受けているものが多い。大株主は外国人。

 

平均株価は上昇を続けるが、日本の経済的な力は以前よりも弱くなっているという感じでしょう。そして、個々の会社や組織、個人もこれから差が出てくると思う。

 

それが、新しい時代の日本の形となる。

 

社会ルールや基準がG7に準じたものとなっている。

大切なことは経営ができる、経営がわかる必要がある。売り上げを建て、収益を上げる。これができる人がお金を稼げる。給料をもらっている人はお金を稼いでると言わない。これが新たな社会基準。

 

予想していたものよりも、厳しい社会になるかもしれない。

特に勤め人。給料を貰うことでしか収入の方法がない人は厳しいと思う。いや、昔の日本よりもサラリーマンの基準はとても厳しくなるというのが正しい表現かもしれない。

 

従業員→専門家→経営者→投資家の順にレベルアップする必要がある。

経営ができる、経営がわかるレベルになった人が投資家になる権利を有する。

 

果たして自分はどんな階級、フィールドになっていることだろう?

自分が目指していたフィールドにたどり着くだろうか?

それは、これから徐々にわかってくることだろう。