そう、皆が感じ始めている。と書いてある記事もある。
自分もそう思っている一人です。
問題の解決には、「自分で考える」というのが必要、大切になってくる。
自分で考え、決定し、行動する。
そして、過去を振り返り考えてみます。
誰かが、このコメントを読んで、何か思う日があるのかどうか?
まず、2010年の春、あるグローバル企業のグループ会社(子会社や孫会社)の人にいきなり言われた言葉。
「これから日本は出口の見えない暗く長いトンネルに突入する。今、そのトンネルの入り口に立っている。しかし、殆どの日本人は、そのことに気が付いていない。」
このとき、それってどういう意味ですか?と聞いたが、返事はなかった。
つまり、この言葉を発した人も、真の意味はよく理解していないようだった。
「もう、トンネルに入っているんですか?」と聞いたら。
「まだ入ってはいない。これから突入する。」と返してきた。
実は、この言葉を同じ時期に(2010年ころ)聞いたことがあるという人に2019年春ころに出会った。その人は、何かの記事で目にしたようだった。詳しい記憶はなかった。
つまり、2010年ころ、似たような言葉を聞いた人は複数いたはずだ。
そしてこの「日本は出口の見えない暗く長いトンネルに突入する」というのが実際に起きたのは、恐らく自分が推測するには、2012年年末から2013年にかけてだと感じる。
つまり、第二次安倍政権が誕生し、日銀の黒田総裁日銀が誕生し、アベノミクス、異次元金融緩和の始まり。これがトンネル突入のサインではないか?と個人的には推測している。トンネルの突入がオリンピックの始まりのサインかもしれないとも感じてはいます。
「オリンピックでみんな忙しい。」や、
「オリンピックで多くの外国人がやってくる。」など。
確かにその後、そうなりました。
様々な業種で激しい価格競争やシェア争いが起こりました。
これも、オリンピックと表現できるかもしれません。
トンネルは暗くて何も見えない。出口の光すら見えない長いトンネル。
それは、目と耳をふさがれた状態を示す。と、推測する。
つまり、日本国民は正しい情報がふさがれた状態。
アベノミクス、異次元金融緩和という名のもとに、マスコミを使ったプロパガンダで国民を催眠術(マインドコントロール)にかけ、知らないうちに日本の様々な基準、規格、規制のようなものを規制改革という名のもとに変えている。
それは、グローバルスタンダード、世界標準あたりに変えているので、別に間違いではないと思う。ただ、昔の日本の基準に比べると、概ね厳しい基準になっている。それらが、きちんとした説明もないまま、どんどん変わっている。
統計不正問題も催眠術のうちの一つと思う。40%程度の統計データに、長期的に不適切な統計の取り方をしていたことが確認されている。とも報道されている。
しかし、一般的に普通の人たちはあまりその問題に気が付いていないような気がする。
結構重大な問題なんだと思いますけど。
騙されていたという認識すらないのでしょうか?
2020年の東京オリンピックが終わった翌年に、安倍総理は総理大臣を辞めると言っている。同じ時期に日銀の黒田総裁も、異次元金融緩和を解除する。とも言っている。これは、恐らく、トンネルの出口へ出ることを意味していると思う。トンネルを出て、正常化の流れへと向かう。
ちなみに、異次元金融緩和を解除しても、金利は上がらないだろうと推測されているようです。
つまり、トンネルを出たころ、日本の規制改革がひと段落する。規制改革=グローバル化、とも表現できるかもしれない。そして、催眠術がとかれ、正常化の流れへと向かう。
ただ、催眠術がとかれたとき、それが吉なのか?凶なのか?わからないですが。
正常化の流れは、良い方向へ向かっていると、表現できると思います。
このアベノミクスというトンネル。実は2008年のリーマンショック後にアメリカでオバマ政権が誕生した時と重なります。大規模な金融緩和で始まったオバマ政権。「イエス・ウィー・キャン」の掛け声とともに、国民を催眠術にかけていたのかもしれません。トランプ大統領は初めのころ、国民に向けてこう言いました。
「お前ら、フェイク・ニュースに騙されるなよ!」
つまり、トランプ大統領が誕生したころ、トンネルを抜けた。という解釈です。
と、言うことは?
次の日本の総理大臣が国民に向けて言うのでしょうか?
「フェイク・ニュースに気を付けてください」と?
ま、それは何とも言えませんが。
もう少し、時間を巻き戻すと。
2005年の小泉内閣の郵政解散の前と後で流れが変わったとも感じます。
特にこの時期の前後に、日本を代表する企業のその後の凋落の種がまかれた時期にも感じます。それ以外の中小企業でも似たような話を聞いたこともあります。それは、2004~2006年ころに重なります。
もう少し時間を巻き戻すと。1998年から1999年、2000年ころ。
日産の再建のため、ゴーンさんがやってきて改革を始めます。
「改革には多くの犠牲と痛みが伴う」と会見で言いました。
これは、日産の改革だけではなく、日本の改革も意味していたのかもしれません。
そして、ここがスタートではないか?と個人的には推測します。
90年代、ちっとも改革を進めない日本に業を煮やして。いきなりスタート。
この日産の改革により、鉄鋼会社などの合併再編が促されたとも伝えられます。
その後、小泉さんが総理大臣になり、金融機関の合併再編が始まります。
様々な規制などが見直され自由化が始まります。
これらのことにより、日本を代表する大企業のリストラが2000年~2005年にかけて行われたような気がします。早期希望退職制度で、大勢の人が会社を辞めた時期でもあります。
この大規模なリストラで、電気製品のメーカーさんの技術者などがアジアなどの海外に流出したとみられることがあります。ただ、その人たちは、最初は高額な報酬で雇われたようですが、必要な知識を得たら、すぐに切られてしまったと観る説もあるようです。
ここで、これは、本当に個人的な主観であり、憶測もありますが。
ゴーンさんを日本に送り込んできた勢力と、その後、近年ゴーンさんは日本で逮捕されましたが、このゴーンさんを逮捕した勢力は、実は同じ勢力ではないかと感じます。
そして、小泉さんを総理大臣にして、小泉内閣を影で支えた勢力、その後の安倍政権、第二次安倍政権を誕生、支えた勢力も同じ勢力。
90年代に先進国の仲間入りをしたのに、ちっとも改革を進めようとしない日本に対して、改革を強制的に行った勢力。という見方もできます。
この勢力にとって見たら、これは「世直し」とも観て取れます。
真相はわかりませんが、2021年のトンネルを抜けたころ、何かが見えるのか?
正常化への流れが進むのか?
個人的には「景気がいい」と統計不正で偽りの情報を流し、実は国民目線で見たら、概ね景気はかなり悪い状態にも感じます。トンネルを出たころには、逃げ場のないような不況に陥っていることに日本人が気が付くのか?
それとも、もうみんな何かに気づき始めているのでしょうか?
2018年に都内で「オリンピックの終わりが始まった」と囁かれている。
と、言ってる人がいました。
大きな意味で言えば、出口戦略(催眠術の解除)や正常化の流れは2017年ころから各業界の「値上げ」の旗印のもと、始まっていると思ってはいるのですが。これが2021年ころになると、どうなっているのでしょうか?
吉か?凶か?自分には判断できません。
人とも話しましたが。
そのころになれば、何か見えてくるかもしれません。